🌿日本習字 5月号 お手本🌿
2024年5月号の赤手本です😊
【四文字楷書】
〈読み方〉せいざんりょくすい
(雄大な自然の情景をあらわす。天地森羅万象との融和を意味。)
【楷書・行書・草書】
〈読み方〉閑身自在の心
〈大意〉静かな環境で雑事がないこと、または自在な心境の意
【隷書】
〈読み方〉芳草
〈大意〉よいかおりのする草。また、春の草。
【篆書】
〈読み方〉好風
〈大意〉 こころよい風
【臨書(孔子廟堂碑)】
〈読み方〉玄妙の境
〈大意〉玄妙な境地
かな部
【検定課題③ (散らし書き)】
〈読み方〉
ゆきやらで
山ぢくらしつ(徒)
ほ(本)とゝぎ(支)す(寸)
いま(万)ひ(日)とこゑ(恵)の(能)
きか(可)まほ(保)しさに(ニ)
〈大意〉
そのまま先に行くことができないで、山道で日を暮らしてしまった。時鳥のもう一声が聞きたいばかりに。
[拾遺和歌集 源公忠]
【検定課題④ (古筆臨書)】
◉高野切第三種 伝 紀貫之 筆
〈読み方〉
みよしのゝ
やまの(能)か(可)な(那)たに(尓)
いへも(毛)が(可)な(那)
よの(能)うきとき(支)の
かくれが(可)に(尓)せむ
み吉野の 山のあなたに 宿もがな
世の憂き時の かくれがにせむ
〈大意〉
吉野山の向こう側に家があるといいのだがなあ。世の中に嫌気がさした時の隠れ家にしようよ。
[古今和歌集 巻第十八 雑歌下 九五〇]
※課題の歌と、現在書籍になっている古今和歌集の歌とは一部異なる箇所があります。
0コメント