🌻日本習字 8月号 お手本🌻
2024年8月号の赤手本です😊
【四文字楷書】
〈読み方〉きほんてんかく
【楷書】
〈読み方〉白雲空山に満つ
〈大意〉白い雲が人気のない山に満ちている。
【行書】
〈読み方〉山遥かに不断の雲
〈大意〉遥か遠くの山に絶え間なく雲がかかっている。
【草書】
〈読み方〉丘中には鳴琴有り
〈大意〉丘のあたりから、琴の調べが聞こえてくる。
【隷書】
〈読み方〉海月澄んで影無し
〈大意〉海上の月が、影もとどめず澄みきっている。
【六朝体】
〈読み方〉玉磨かざれば光無し
〈大意〉どんな玉でも、磨かなければ美しく輝かない。
(素質があっても練磨しなければ立派な人にはなれないこと)
【臨書(蘭亭序)】
〈読み方〉天朗らかに
【ひらがな自由課題】
す(寸),む(武)
お(於)
※()内はひらがなの字源
かな部
【検定課題③ (散らし書き)】
〈読み方〉
みち(遅)しらば(盤)
つ(都)み(身)に(尓)もゆか(可)む(无)
住のえの
きしに(二)生ふ(婦)てふ(布)
こひ(悲)忘れぐさ
〈大意〉
道がわかっていれば摘みに行こう。住吉の岸に生えているという、恋を忘れる草を。
※「恋忘れ草」…萱草の別名。初夏から夏にかけて咲くユリ科の植物。恋の苦しさを忘れさせる力がある草として和歌に詠まれてきた。
[古今和歌集 紀貫之]
【検定課題④ (古筆臨書)】
◉高野切第三種 伝 紀貫之 筆
〈読み方〉
うきよには(者)
か(可)どさせりとも
みえなくに
などか(可)わが(可)みの
いでが(可)てにす(春)る
うき世には 門差せりとも 見えなくに
などかわが身の 出でがてにする
〈大意〉
この現世では、門がとざしてあるようにも見えないのに、どうして私は世間に出にくくするのであろうか。
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